本音でかたる勉強のこつ

反復学習で、成績を伸ばしたい

まじめと要領

まじめと要領

「効く反復学習」と「ダメな反復学習」はどこが違う?

学習の王道は、何と言っても「繰り返すこと」です。

私たちの脳は、「よく使う記憶は大切に違いない」と考えます。だから反復学習をするかしないかの差はとても顕著です。ちゃんと学習を繰り返せば基本的には学力は伸びていきます。

 

にもかかわらず、真面目にコツコツ繰り返していても、なぜかなかなか点数が伸びていかない。

そういう子が時々います。

 

お父さんお母さんとしては、見ていてもどかしかったり、あるいはかわいそうになってしまったりして、悩み深くなりますね。そんな「要領の悪い反復練習」になってしまう原因は何なのでしょうか?

ここでは、その原因の指摘とともに、改善方法をお伝えします。

 

目次

1.【勉強】まじめ度と要領の良さによる勉強方法

2.【脳とは】脳のしくみ

3.【忘れる】一気に覚えたら一気に忘れる

4.【定着】記憶に残すためには分散学習を!

5.【まとめ】習慣が大事

 

【合わせて参照】

中学受験に向いている子3つの特徴

 

1.真面目なだけではダメ

まじめ度と要領の良さによる勉強方法

まじめ度と要領の良さによる勉強方法

成功の秘訣は、何よりもまず、準備すること。

byヘンリーフォード

 

残念ですが、まじめに勉強したからと言って成績が伸びるわけではありません。

残酷かもしれませんが、これが事実です。

実は、闇雲に努力をするのは、間違っています。成績を伸ばすには、まず作戦を立てる必要があります。

真面目に間違った努力をするよりも、正しい努力をするための戦略に時間を使った方が、効果が大きいのです。

テストでやったところを全部覚え直す作業と、できなかったところだけを覚え直す作業を比較した実験があります。

 

覚え直す作業に関しては、できたものは覚え直さなくても正答率には差は出ませんでした

できているものを再度覚え直す作業はなくすのが効率的と言えます。

 

この実験結果から、人は「覚える」ということをしても記憶には残らず、「テスト」を行うことで記憶が定着するのだということがわかります。

これは「テスト効果」と呼ばれます。


・テストをすると、記憶が定着

・覚えるだけではダメ

 

 

2.脳をうまく使おう

脳のしくみ

脳のしくみとは?

脳のしくみはインプットよりもアウトプットを重視しています。

しかも、私たちが考えるよりもだいぶ偏重しています。

頑張っているように見えるのに成績が上がらない子は、インプット過多のケースが多いのです。

 

例えばテスト1回目で良い点を取ろうとして、その前に何度もテキストを読み込んで覚えようとしたり、ノートをきれいに書き直したり。

 

しかし、そういったやり方は、実はかなり効率が悪いです。

繰り返すべきなのはインプットではなく、実はアウトプットのほうです。

このことをよく覚えておきましょう。

 

覚えたことは、友達に教えてみましょう。教える事はアウトプットです。インプットしたデータが、頭の中でまとまっていきます。

そして、教える事で、自分が何を理解していないのか?が分かります。

教える事がとても大事です。面倒ではありますが、記憶のメカニズム的には、記憶に最も適した方法なのです。

 

覚えたことを「箇条書き」にする事も、高い効果があります。

汚い字でも大丈夫です、先日、覚えたことを思い出して箇条書きにしてみましょう。

すると、かなり忘れている事に気が付きます。そして、ノートを見て、思い出しましょう。これを繰り返すだけで、かなり効果があります。

 

小学生の場合は、親が「今日は何を勉強したの?」と質問をしてください。とにかくアウトプットする事、させる事がとても大事になります。

 

このように、「アウトプット」をする時間を取るようにしてください。


①アウトプットを繰り返すと、記憶は定着し忘れにくくなる。

②インプットはわからなかったときに必要な範囲ですれば十分。暗記だけの勉強法となっていないか。

 

 

3.記憶を定着させるには

一気に覚えたら一気に忘れる

一気に覚えるからすぐに忘れる

人生の特性を決定するのは、日常の小さな事柄であって、偉大な行動ではない。

by法学者 カール・ヒルティ

 

勉強が出来ない人ほど、習慣化が出来ていません。勉強をする習慣がありません。

テスト前に1夜漬けで学び、乗り切ろうとしてしまいます。

短期で物事を成し遂げようとすると、必ず、長期的に取り組んでいる人に負けます。

これが、自然の法則です。

 

 

1日で作物が収穫できますか?

たぶん、できないと思うはずです。スーパーに並んでいる野菜は、種をまき、水を与えて、適切な土地で管理されて収穫されています。

つまり、正しいプロセスがあり、結果が生まれている訳です。

 

記憶

短期集中的な学習は、テストが終わって1ヵ月もすれば、記憶からきれいに消えてしまいます。

このことは科学的に実証されています。

記憶として定着させるためには、反復して忘れたころに再度解きなおすことが大事です。

 

つまり、繰り返しによる学習が効果的なのです。

 

この繰り返しを習慣化する事がともて大事になります。


・記憶には保存期限がある

・反復の学習が良い

・繰り返す事で記憶が定着する


 

4.分散学習のすすめ

記憶に残すためには分散学習を

記憶は繰り返しで定着する

今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる

by稲盛和夫

 

勉強した内容を定着させるためには、計画的な「復習」が不可欠です。何度も繰り返すことで、学習したことが、どんどん身についていきます。

 

そして、復習として、テストを活用しましょう。

テストで自分のできてない部分を見つけ、基礎を徹底的にやり、問題に正解できるようにする。

さらに、飽きずにこれを繰り返す。

これで、成績は確実に上がります。応用問題を何度も解くのではありません。徹底的に基礎を学習しましょう。

 

復習は一気に何度もやってはいけません

 

復習するときには何回かに分けて、時間を分散させて勉強するようにしましょう。

1回やったら、7日後に再度チェックする。など、学習サイクルを分散します。

 

これは脳科学を勉強すれば、理解ができます。このように、成績を上げるのは、ある種、科学であり、正しい方法論がある程度存在します。

その法則の誤差を自分に合わせて、オリジナルプランを作る事が重要なのです。

 

塾はプラン作りに使う

塾の必要性は「強制力」とこの「プラン作り」なのです。

勉強は「自学自習の習慣」を作る。「なまけようとする習慣を排除する」という事なのです。

 

基本的に習慣化はできません。

例えば、ライザップのような会社が良い事例です。本来、ダイエットはカンタンです。

食べる量を減らし、運動量を増やせばよいわけです。

 

誰だって分かります。

では、「食べる量を減らし、運動量を増やす」を365日続けてください。

と言われた瞬間に、出来る人がいなくなります。

 

つまり、人間の意思とは希薄であり、頼るべきものではない。のです。

これは、脳が「快」「不快」で動いているからと言われています。つまり、ドーパミンなどの報酬系回路は脳が「快」と感じた時にした動かないように出来ているからです。

 

食べる事は「快」をもたらし、ドーパミン出しを脳を刺激します。

そして、運動は「不快」をもたらし、脳に中止命令を出します。この相反する神経回路の刺激を制御できないので、ダイエットが続かないのです。

 

子供にとっての「勉強」は「不快」になっている場合が多く、勉強が出来ない子は、遊びだけ「快」になっています。

これは、小さい時に親に知的好奇心を伸ばすような関わりをされてこなかった結果。と言えます。

 

では、どうしたら、子供が勉強を好きになるのか?

それは、こちらの記事を参照してみてください


・復習は何度もやる

・7日後に再度チェックする

・塾は強制力と計画を提供できる

 

 

5.まとめ

習慣がとても大事

習慣がとても大事

やる気があるときなら、誰でもできる。本当の成功者は、やる気がないときでもやる。

byフィル・マグロー

 

人生は習慣で出来ています。そして習慣は「リズム」を生み出します。リズムが悪い人は「カンが悪い」「センスがない」などと言われます。

根本にあるものは、すべて、習慣です。人生を変えるには、習慣を変えるだけでよいのです。

 

習慣を作るには、努力と環境が必要になります。

一人で出来る人もいますが、それは、少数派です。大多数の普通の人は、サポートが必要になります。

 

親のサポート

塾とは、目標に合わせた計画を講師に作ってもらい、親が子供の勉強をチェックする事で成果を最大化できます。

勉強するのは子供ですが、サポートがないと続きません。

 

自分で勉強をする習慣をつけ、勉強の楽しさを知る事ができれば、難関大学に合格しなくても、立派な大人になれるはずです。

 

 

立派な大人とは、他人を大事にし、人を助け、自らも幸せになれる大人の事です。

自分さえよければ良い、という人ほど、社会に出ると失敗します。

 

学歴がなく、マナーが悪い人、勉強が出来すぎて、社会を見下している人ほど、自分さえよければ良いと思って生きています。

 

習慣を変えるには、サポートと良い仲間が必要です。一人で出来ない人は、ぜひ塾に来てください。

一人で出来ない事こそ、皆で協力して取り組みましょう。

一人で悩まず、仲間を作ってください。

助け合いが共同体の基本であり、人間のあるべき姿です。 友人とお互いに教え合う事で、成績は必ず上がるようになります。

たぶんですが^^;

 

 

 

 

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