本音でかたる勉強のこつ

私立校と公立校の違いとは

私立と公立の違いとは?

私立校と公立校どちらがいいのか?

お子さんの中学校進学について迷う方は多くいらっしゃるかと思います。 公立の学校がいいのか?私立の中学校がいいのか?迷う事も多いかと思います。
今回は、私立、公立のメリットデメリットについてご紹介いたします。

 

目次

1.【違い】大きな違いとは

2.【学費で】安さで選ぶなら公立校

3.【メリット】私立校のメリットとは?

4.【デメリット】私立校のデメリットとは?

5.【メリット】公立校のメリットとは?

6.【デメリット】公立校のデメリットとは?

7.【まとめ】まとめ

 

1.私立校が強い時代へ

3つの大きな違いとは

公立と私立の大きな違いは「学費」と「施設」あります。合格数は?と聞かれるかもしれませんが、実はそこには大きな違いがあります。

大きな違いは、「難関大学への進学数、進学率」です。東京大学の合格者数を見てください。

 

学校名 分類 合格者数

開成高校

私立

148

筑波大学付属駒場

国立

87

灘高校

私立

86

麻布高校

私立

79

聖光学院高等学校

私立

78

渋谷幕張高校

私立

75

西大和学園

私立

73

 

東大の合格者数を見ると、あまりにも私立の中高一貫校が強すぎます。

今の時代、東大や医学部などの「最難関大学」に入るには、私立の中高一貫(上位校)に行くのは、もはや必須となっています。

 

昔は、地方の公立高校が強かったのですが、私立の高校が生き残りをかけて、受験の合格者数を必死にあげようと努力した結果、私立の学校が「予備校化」してしまいました

 

私立の中高一貫校は「医療コース」「東大コース」「理系選抜コース」などを作り、教育をするのではなく、合格者を増やす事に、教育の舵を切ってしまいました。

その結果、東大合格者数のトップが私立学校ばかりになっています。

東京では、筑駒など国立のトップ校は別として、「開成」「麻布」「桜蔭」など、東大合格者数は、私立の学校が独占しています。

 

 

グラフで見てもらえれば分かるように、小学4年生から大学受験への対策をしている中高一貫組は、明らかに高校受験組よりも有利になります。

昔と今の学校教育の違いと言えば、まずはここです。

最難関大学に行くには、それなりのルートを研究しておく必要が出ているのが、今の受験の世界なのです・・・

 

・私立の中高一貫が「東大」に強い

・公立だと受験には不利

・教育格差が開いている

 

 

2.安さが魅力の公立

学費の安さなら絶対に「公立」

学校を選ぶうえでまず気になるのが、「いくら学費がかかるのか」「難関大学への合格数」だと思います。

私立と公立を学費で比較するならば、比べるでもなく、公立がおすすめです。

 

 

3年間で合計した場合、300万ほど公立が安くなります

私立と公立では、年間にかかる費用が圧倒的に違います。違いすぎます。2022年の平均金額は、私立は年間「96万/年」公立では年間「46万/年」となっています。

私立では、施設利用費、寄付金などがかかり、100万をすぐに超えてしまいます。部活動に入っていたり、交通費がかかったりすると、生活費は膨れあがります。

公立は授業料が安いので、塾に行ったとしても3年間で150万前後で終わります。

通っている学校にもよりますが、私立はこれだけ金額がかかります。

 

個人的に公立の中高一貫校がおすすめなのは、中高一貫校なのに、公立なので学費が安いからです。金額だけで比べるのはナンセンスですが、中高一貫校を考えているのであれば、公立を候補に入れた方がいいのは、このためです。

 

・公立は約46万/年

・私立は約96万/年

・費用で選ぶなら公立

 

 

3.私立のメリットとは?

行き過ぎている学校もある

私立校のメリットとは?

私立のメリットは、なんといっても合格数を上げるのに、先生も必死だという所です。私立の学校は、必死になって合格率と、合格数をあげようとします。

 

東大合格数、難関大学への合格数が増えると、入学志願者が増えます。

入学志願者が増えると、お金が儲かります。お金があれば、優秀な先生を確保できます。私立の学校経営は、シンプルにこの公式でなりたっています。

 

最近では、「偏差値55前後」の中堅の学校が、一部の受験生に「難関大学を複数受験してくれ」などと頼み、問題になっています。

合格数を0.1割の生徒が出し、合格数をかさまししている学校は、実は多くあり、受験業界の闇となっています。

 

私立で偏差値が中途半端な学校は、「難関大学の現役合格できる子」を、喉から手が出るほど欲しいのです。そのため、「特待生制度」などを過剰にしている学校もあるほどです。

 

昔なら、公立に行っていた生徒を、私立に引き込んで、無理やりに合格実績を増やしている学校が増えています。

これは、時代の流れであり、しょうがない一面もあります。

 

しかし、本当にこれでいいのか?と個人的には思います。教育ではなく、 マネーゲームに子供を巻き込んでいる感があります・・・

 

と、問題もありますが、私立校と公立校の最大の違いは、競争原理です。

 

私立の学校には、一般社会と同じ原理が働いています。

 

私立校の教員は、普通の会社員と同じように、成績をあげる事が求められます。

つまり、難関大学への「現役、合格数」です。

最近では、浪人する風潮もへり、現役で合格する事が、市場で勝つための条件となっています。

 

難関大学への合格数と、現役合格者数が多い学校が生き残る、戦国時代になっています。

学校といえども、生徒が集まらなければ、経営が成り立ちません

 

私立の学校は、生徒の「進学実績」「難関校の合格実績」がダイレクトに経営に直結します。

 

授業料を納めてくれる親御さんの満足度を高める事でしか、経営が成り立たないのです。

つまり、私立は公立の学校よりも、「競争原理」が働いています。

 

・先生が必死になっている

・競争原理が働いている

・難関大学への合格数が大事

 

 

4.私立の良さとは

過去問のデメリットとは

私立は施設もよい

私立校は校舎や設備などがキレイで中には、豪華すぎる・・・ と言われる所もあります。

履正社高校」「広尾学園高等学校」「聖徳学園高等学校」などは、校舎が新しくなり、ネットでも話題になっていたほどです。

 

人気のある私立は予算があり、校舎や設備にお金をかける事ができます。

教室だけでなく、ネット授業や学食などに力を入れている学校も増えてきました。

 

学校によっては、進学率ではあまり結果が出ず、立地も悪いので校舎にお金をかける。という学校もあります。

部活に力を入れて宣伝している学校も多かったですが、少子化になり苦戦をしているようです。やはり、スポーツだけ、校則が厳しく、マナーが身につくだけでは、親に選んでもらえない時代になっています。

このあたりは、学校によって考え方が違うので、よく調べる事が必要です。

 

・私立ほど校舎が豪華

・学生の数が減っているから

・学校経営も大変です

 

 

5.公立の良さとは

過去問のデメリットとは

公立校のメリットとは

公立校のメリットは、「距離」と「時間」と「お金」です。 地元の公立中学校なら自宅から通いやすく、通学の負担は少なくて済みます。

距離が近く、通学する時間もかかりません。

 

 

さらに高校受験はトップレベルの子が抜けている。という事実も見逃せません。昔は中学受験をする家庭が少なかったのですが、都市部では、20%の家庭で受験をしています。

そのため、昔よりも良いレベルの公立高校に入りやすくはなりました。しかし、問題もあります。

 

埼玉県では、浦和高校などが公立として、東大合格者数が36人と強さを見せています。

しかし、熊谷高校は、東大合格者数が0と低迷をしています。

北部と南部で所得、教育格差が出ています。公立の高校は名門と呼ばれている学校に大きな差が生まれています。これも「中高一貫化」によって受験業界が変化しているからとも言えます。

 

埼玉県で公立高校への受験をする場合は、このような現実を見た上で、中学受験にするのか?高校受験にするのか?を決める必要があります。

公立なので、お金が安いから!!という理由で、難関校への切符を捨てる事がないように、きちんと現状を分析しておく必要があると言えます。

 

・公立は値段が安い

・地元の友達と一緒にいれる

・過度な競争をしなくて良い

 

 

6.公立のデメリットとは?

公立校のデメリットとは

公立校のデメリットとは ?

デメリットは、まず「高校受験がある」という部分です。

中高一貫校の学校も増えてきましたが、公立の学校数はまだまだ少なく、人気があります。

 

多くのご家庭では、普通の公立校に行くかと思います。

すると、中学の終わりに必ず、「受験」を経験する事になります。

 

早熟でない子供の場合は、高校受験から努力をした方が良い場合もあります。この辺りは、子供によるので、何が良いと言い切れないのが本音です^^;

 

・高校受験の必要がある

・難関大学へは不利

・中学から伸びる子は有利

 

 

7.環境が悪い学校も

荒れている学校もある

荒れている学校もある・・・

公立中学にはその地域に住んでいるというだけで入ることができ、さまざまな家庭の子どもが入ってきます。


教育熱心な人もいれば、力を入れていない人もいます・・・
荒れた学校は、「いじめ」などのリスクが高くなるので、注意が必要です。

そして、いじめ対応も学校によってかなり違います。

 

自分が通いそうな学校であれば、ネットなどで情報を集めておくのが大事です。

 

特に地域によって所得格差があります。同じ市でも、駅に近い場所と遠い場所では、学校の質が大きく違っていたりします。

アメリカと同じで、日本も不動産価格が高い地域ほど、教育の質が高い傾向にあります。

これは、教育にかけられる金額に差があるからです。

 

荒れている学校に入り、武道を学び、ふりかかる火の粉は全て薙ぎ払う。ような強い子は最近はいませんが、それくらいの気迫を持って生きる事も実は大事な事だったりします。

 

考えかたは人それぞれですが、情報を集めて分析をする事、聞き込み調査をして、現実を確かめるなど、足を使って情報を集めるようにしてください。

 

・荒れている地域もある

・所得格差が大きい地域は注意

・いじめが多い学校も

 

公立の中高一貫校がおすすめ

お金も安く進学率も高い

もし、自分の子が「早熟」であれば、公立の中高一貫校へ行くのが良いです。公立の中高一貫校では、私立と同じように、先取りの授業を行ってくれます。

 

そして、何よりも、授業料が激安です。私立だと、年間で100万ほどかかってしまいますが、公立なら年間で30万あれば、通う事ができます。

 

受験業界

受験業界は、上の図のようになっています。

難関大学へ行く場合、小学4年生から勉強をする必要があります。

中学ではすでに遅いのです...

これが現実です。

 

東京などの都市部では、私立の中高一貫校に行かないと超難関大学へ合格できない...

という状態になっています。

 

・10年前の常識は通用しない

・早期教育が絶対に必要

・昔よりも難易度があがっている

 

 

どちらもメリットがある

どちらが良いはない

普通のご家庭では、公立の中学校、高校を選ぶかと思います。 しかし、進学を選ぶなら、私立の方が大学合格の可能性という面では、優位があると思います。

私立か公立か?という選択は、実は答えがありません。 ご家庭の都合、子供との話し合いで決めていく必要があります。

 

大学受験が全てではありませんが、良い大学に入ればそれだけチャンスは広がります。 もし、お悩みがありましたら、ぜひご相談くださいませ。

 

 

 

ピサ塾では、埼玉県で、中高一貫の合格実績が多数ございます。スパルタじゃない、やる気を引きだすカリキュラムがあります。ぜひ、一度、ご相談いただけましたら、嬉しいです

 

 

 

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