大量の宿題は必要なの?

宿題の本音について

大量の宿題は意味あるの?

大量の宿題

宿題をこなすだけでは、意味がない

中学受験対策を行っている塾の中には大量の宿題を課すところもあります。

詰め込み型の教育体系の塾もあります。高校の体育会系の部活動と似ているかも知れません。できる学生かどうか?ふるいにかけている塾も多くみられます。

 

そもそも、大量の宿題とは、なぜ必要なのでしょうか?本当に意味があるのでしょうか?
今回は、与えられたタスクをこなすだけではなく、合格するためのアプローチ力を身に付けていくために必要なこと5つをお伝えしていきます。

 

目次

1.【基本】宿題を大量にこなすだけではダメ

2.【見極め】なぜ、塾は大量の宿題をだすのか?

3.【安心】親が安心するだけ

4.【じっくり】1問をじっくり解く学習方法もある

5.【問題点】大量の課題は、指示待ち人間を作ってしまう

6.【まとめ】こどもの好奇心を引き出そう

 

ピサ塾とは

 

1.大量の宿題はなぜ?

宿題を大量にこなすだけではダメ

宿題を大量にこなすだけではダメ

宿題に優先順位をつけることが大切です。
宿題を完璧にこなすのは無理という前提のもとで、宿題に優先順位をつけましょう。
一生懸命勉強に取り組んでいるのに、宿題のせいで成績が上がらないのは子どもがかわいそうだからです。

 

まずどの宿題からとりかかるか、ご家庭で考えてみましょう。
塾で相談しても「全部が大切です」と念を押されてしまうことがあるのです。第三者である専門家に相談するか、親御さんが勇気を持って決断するしかありません。


そのときに必要なのは「何ができるようになりたいのか」を考えることです。そのうえで、優先すべき宿題を見極めるようにしましょう。


宿題の目的をはっきりさせることで、自然に優先順位が見えてきます。

考えることが優先なのか、覚えることが優先なのか、思い出すことが優先なのか、宿題メニューごとに目的を明確にしましょう。


・優先順位をつける

・やる気に頼らず、まずスタートする

・宿題の目的を意識する

 

 

2.宿題という安心感

なぜ、塾は大量の宿題をだすのか

なぜ、塾は大量の宿題をだすのか?

宿題を大量に出す理由は、「親に安心感をあたえるため」と「生徒を伸ばすため」の二つの側面があります。

 

無理なタスクを与えられた時に、効率化できる力を養うには、大量の「勉強」をする事が大切です。自分の力量を超えた問題がある時に、優先順位を決めて、時間を割り振る。これは、大人になって、必要になる力です。

もちろん、課された大量の宿題を、全てこなせるのであれば、こんなに力がつくことはありません。

 

ですが、大量に出された宿題を完璧にこなせる人なんて、実はいません^^;

指導する側も、どのように計画立てて自分で工夫していけるかを見極めたいのです。

 

 

大量の宿題をこなすには

大量の宿題をこなすには?

ひとつ有効な方法として挙げられるのは「週間スケジュール」をつくる事です。

毎日きちんと作る必要はありませんが、塾の授業スケジュールが決まる、「学期の始め」などに計画表を作っておくといいです。

その時、次の3点を考えておきましょう。

 

①睡眠時間の確保(休日の起床時間を変えないようにする)

②朝学習の習慣化(計算と漢字のみで30分が目安)

③学校の宿題はできるだけ塾の前に終わらせる

 

これらの時間を先にスケジュールに記入しておき、残った時間で何ができるかを考えるのです。

この3点を固定化しておくとスケジュールが立てやすくなります。

 

逆にここが固定されていないと、生活リズムが崩れてしまうので、この3点は習慣にしてしまいましょう。

・計画性をそだてる訓練になる

・全体像を把握しスケジュールを

・生活リズムをしっかりと作ろう

 

 

3.宿題は誰のため?

親の自己満足

親が安心するだけ

塾が大量に宿題を出したらどうでしょうか?

たぶん、親としては安心します。

うちの子、宿題をがんばっているわ」 と思うはずです。

 

逆に、まったく宿題がない塾に行ったらどうでしょうか?

たぶん、子供を見て「不安になる」と思います。

 

大量の宿題は、子供のためにではなく、親を安心させるために行っている塾が、実はたくさんあります・・・

これは、大きな問題となっています。

宿題を大量にこなしているのに、成績が上がらないのは、この辺りに問題があります。

 

本来、宿題は授業の「復習」のためにやるものです。「予習のため」にやる事もありますが、基本的には、定着を目的としています。

ただ、大量にこなせばよい。という物ではありません。

 

・子供によって、どこが間違っているのか?

・間違った理由は何か?

・どこからやり直したらいいのか?

 

が大きく違います...

 

集団授業の場合、ひとりひとりの子供の弱点までは、講師が理解できません^^; 集団授業は出来る子に合わせて、どんどん進んでいきます。

そのため、基本に立ち返って勉強しなければいけないのに、授業が進んでしまう事が多くあります。

 

授業についていけない子の場合は、個別指導の授業を並行して受けるようにしましょう。自分の弱点を講師に見つけてもらい、基本からやり直す事が必要です。

 

特に、算数や英語は、前の単元が次の単元に芋づる式に繋がっています。つまり、どこかが抜けいると、もれなく点数に響いてきます。

自分の弱点について、講師にしっかりと見てもらうようにしましょう。

 

このように、宿題とは、子供の学力、理解度に合わせて「量と質」をコントロールしてあげる事が大事になります。

子供一人で、自分の弱点に気が付く事はありません。必ず、講師や親が見極めて、問題を提供する必要があります。つまり、本来、宿題は子供の理解度に合わせた完全オリジナル、カスタマイズをする必要があるのです。

勉強が出来ない...子供の成績が伸びない...

と悩んでいる場合、この「基本の理解」「単元のつながり」についての理解をしておくと良いです。


・親が安心するためだけになっている

・子供によって量や内容を決めるべき

・ただこなしても、点数は上がらない

 

じっくりでも大丈夫

じっくり解く

1問をじっくり解く学習方法もある

宿題が終わらないのなら、まずは重要な問題だけをピックアップして終わらせましょう。 同じような類題がたくさん並んでいる場合、その中の1,2問だけ選んで解くような感じです。

 

そこでじっくり解くことで、理解力を深めて別の問題に対応できる力を養うこともありです!

 

全部やる事にばかりこだわると、宿題がいつも終わらない・・・

という状態を作ってしまいます^^;

 

 

宿題の問題点とは?

指示待ち人間

指示待ち人間を作ってしまう

宿題には問題点もあります。

それは、指示待ち人間になってしまう・・・という部分です。

宿題は「受け身」の学習です。

自ら積極的に勉強をするのではなく、あたえられた課題をこなす作業になります。

 

親は、宿題の本来の目的を常に意識することが重要です。

子供の、自ら学ぶ意欲を引き出す事が、なによりも大事だと言えます。

 

大量の宿題が課されてそれをこなしている姿を見ると、安心してしまいがちですが

それでは意味がありません。


宿題は「こなすこと」が目的ではなく、「宿題をすることによって理解を深め、学力、そして成績を上げていくこと」が本来の目的です。


宿題の量の多さに圧倒されて本来の目的を忘れてしまわないようにしましょう。

 

 

まとめ

中高一貫

自ら学ぶ意欲を育てよう

いかがだったでしょうか。大量の宿題が持つ本来の意味が理解に役立ったなら幸いです。

宿題は、たくさんこなせば良いのではなく、子供に合ったレベル、量を見極める事がなによりも大事です。

勉強とは、本来、楽しいものです。

学ぶ楽しさや、好奇心を伸ばすには、子供の自ら伸びようとする力を、引き出してあげる必要があります。

大人の役割は「勉強しなさい!!」という事ではなく、「勉強の楽しさを教える事」にあります。

ぜひ、この記事を読んで、少しでも宿題について認識が広がれば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 

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