いつから始める受験勉強

早期学習は必要か?

早期教育が良いのか

忘れ物が多いのはなぜ

早期学習は必要か?

早期教育とは、子どもが小学校に入学する前の段階から実施する教育のことです。

脳が柔軟であるうちに、多くの情報を吸収することで、知能指数が伸びやすい。という考えもあります。

小学校受験・中学校受験など、将来的な競争を有利に進めたいという考えも早期教育を始める動機の1つとなっているようです。
とはいえ、子どもに合った教育方法でなければ途中で頓挫してしまう事となります。

教育には金額も掛かるため、入念な下調べと共にまずは自分の子どもの特性を捉える必要があります。

 

目次

1.【結論】勉強のスタートは子供による

2.【個性】全ての子供に合う学習方法はない

3.【幼児】0歳からのモンテッソリー教育

4.【受験】受験のスタートは早い

5.【高校受験】早熟じゃない子は

6.【まとめ】まとめ

 

 

勉強のスタートは子供による

脳の中の黒板

いつからスタートするのか?

学校入学前の子どもに対して、早期教育を実施したほうがよいか?気になっている方も多いのではないでしょうか。

早期教育には複数の種類があり、子どもの特性に合わせて取り組むことで能力を高めることができます。

まずは子どもに合った勉強法を選択できるように特性を捉えていきましょう。

 

全ての子供に合う学習方法はない

記憶の仕組み

子供に合わせる事が大事

まず、前提として、全ての子供にあう学習方法は存在しません。 なぜなら、小さい時ほど成長に差があるからです。

18歳と20歳を比べても、あまり変化がありません。

 

しかし、5歳と7歳を比べると大きな変化があります。

子供時代の方が、個体差があると言えます。

 

子どもによって個性があり、勉強しろと言わないと、勉強ができない子もいれば、勝手に学ぶ子もいます。

教育は、一長一短ではいくものではありません。個性に合わせて接することがとても重要です。

 

まずは早期教育に関して簡単に深堀してみましょう。

 

【メリット】

①基礎的な学力が伸ばせる

②子どもに自信がつく

③勉強の習慣がつく

 

【デメリット 】

①主体性が身につくとは限らない

②子どもに精神的なストレスを与える。

 

早期学習は、やり方を間違えると、子どもに必要以上の負担をかけず健全な成長を促すためには、メリットとデメリットを把握したうえで、早期教育を実践することが重要です。

 

モンテッソリー教育とは?

子供の自発性を伸ばす

ビルゲイツやグーグルの創業者、アマゾンのジェフベゾスなどが受けた教育に「モンテッソリー教育」というものがあります。

「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」をいかに伸ばすか?

に力を入れた教育方法です。

 

モンテッソリー教育では、大人は教える立場にありません。子どもの発達がどのような形ですすんでいくかを知り、子どもを観察し、環境を整える事に重点を置きます。

 

子どもの興味や発達段階を正しく理解する事からはじめ

子どもが触ってみたい、やってみたいと思う環境を適切に用意していきます

とても優れた手法です。

0歳~6歳までを教育する保育園などが人気を集めています。

 

お値段はしますが^^;

 

 

受験はいつから?

親のサポート

小学5年生から差がつくので注意

中学受験の準備スタートは、一般的には「3年生の2月」です。勉強が難しくなるのは、小学5年生からと言われています。

難しくなる前から、予習、復習のサイクルを作っておき、基本を徹底しておく事が大事になります。

 

小学生で落ちこぼれてしまうと、中学生で取り戻す事は、かなり難しくなります。

 

受験に取り組む年齢は、昔に比べて早くなっている事をご存知でしょうか?

 

これは、公立高校の東大合格者数が減り、私立学校は、予備校化しているからです。

難関大学に行くには、私立の中高一貫校に行ったほうが確率が高い時代となっています。

 

早熟じゃない子は

早熟が有利な中学受験

中学受験は、早熟である子の方が圧倒的に有利です。

中高一貫校に合格するには、論理的思考力、自分で表現する力が必要になります。

 

この能力は小学生のうちから持っている子と、中学生以降で伸びる人に分かれます。

とくに男の子の場合は、後から能力がアップする可能性が高いです。

 

公立の中学に行き、高校受験から大学を目指すのも悪くない選択ではありますが、難関校に合格する確率は、一気に下がるので注意が必要です。

 

 

まとめ

難関大の合格がゴールではない

早期学習はいつから始める?はいかがでしたか?

公立高校の東大合格者数が激減している現在、私立の中高一貫校に行き、東大や難関大学を目指すのは、当たり前の時代になってきました。

 

教育とは、精神的に自立した、周りの人の事まで考えられる、やさしくて強い人間を作っていく事にあると思います。

現在は、行き過ぎた受験戦争のせいで、勉強をする事の意義について、忘れつつあるように感じます。

 

難関大学をゴールとするのではなく、自分の生涯をとおして、研究したいテーマがある。

社会を良くするために、自分の能力を使いたい。

 

そのように思うよう、子供に親の背中を見せていく事が、とても重要な事だと思います。

 

早期学習も良いのですが、くれぐれも、なぜ子供を学ばせるのか?

信念をもって、ひとつ、教育をしていただきたいと思うところであります。

 

 

 

 

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