高校受験のデメリット

思春期と難関合格数

高校受験のデメリットとは?

難関大学に合格する可能性が...

高校受験のデメリットは、12~13際の子供が制御不能という事と、難関大学の合格が難しい。という2点になります。この部分をよく考えて、中学受験とどちらがいいのか?

高校受験から勉強する場合、知っておいた方がいい事。この2点に絞りながら解説をしていきます。

いまの高校受験、中学受験を俯瞰的にとらえて、なるべく数値化しながらまとめていきます。


目次

1.【考察】高校受験をする人の特徴

2.【受験】難関大学に受からない

3.【反抗期】思春期の反抗期と重なる

4.【部活】部活との両立が難しい

5.【人間関係】人間関係がリセット

6.【まとめ】勉強は、おもしろい

 

 

 

1.高校受験をする人の特徴とは?

上位20%が抜けている

高校受験をする人について考察していきましょう。

まず、東京、神奈川、大阪など都市部のトップレベルの子は、多くが中学受験をしています。首都圏では20%は中学受験をして、中高一貫校に入学します。中高一貫校に入ると、高校受験はありません。

 

中学受験と高校受験

全体で80%の子が残ります。この80%で、高校受験をする事になります。トップレベルが抜けた80%で競うのが今の高校受験なのです。地方などは、中学受験をする家庭が少ない状態ですが、都市部では確実に中学受験をする家庭が増える傾向にあります。

 

さらに、高校受験をする人は、以下のような人です。

1.受かりそうな学校を受験する人

2.地域の進学校を目指す人

3.超進学校を受験する人

4.大学受験を避け、一貫附属校に入る人

 

いかがでしょうか?必ず、どれかに入るのでは?と思います。

 

塾に行くのですから、地域の進学校を目指し、あわよくば良い学校に受かりたいな!!と思っている方が多いのでは?と思います。

地域の進学校を目指す場合などは、「内申点」なども重要な要素になってきます。

学校によって、内申点と当日のテストの点数で配分が違います。内申点50%+テスト50%もあれば内申点60%+テスト40%のところもあります。面接、グループワークなどを重視している学校も増えています。

 

自分が受験する学校はどの部類になるのか?内申点は高いのか?学力は足りているのか?など、高校受験をする場合は、総合的な判断が必要になります。

 

自分は、どの学校に行きたいのか?それはなぜか??など、早めに決めておきましょう。

 

【参照】

【中学受験のあれこれ】中3の子供は制御不能について>>

 

 

2.難関大学に行けない

勉強量で差がついてしまう

実は、超難関大学に行くのには、私立の中高一貫校に行くのは、もはや当たり前の時代になっています。

2023年の東大の合格者数のトップは私立の中高一貫校が独占しています。筑波大学付属はさすがです。募集人数が少なく、これだけの生徒が東大に合格するのだから、別次元の学校と言えます。

 

学校名

学校

人数

開成高等学校

私立/男子

148

灘高等学校

私立/男子

86

筑波大学付属

国立/共学

87

麻布高等学校

私立/男子

79

聖光学院高等学校

私立/男子

78

渋谷教育学園幕張高校

私立/共学

74

西大和学園高等学校

私立/共学

73

桜蔭高等学校

私立/女子

72

 

このように、もはや「中高一貫校」にいかなければ、東大には合格できない。

これが、今の高校受験なのです。(中学受験とも言えますが)

 

首都圏の中高一貫校では、高校から入る生徒を停止して、中学受験をしなければ、入れない仕組みにしています。

小学生から勉強をしている生徒と、中学受験から勉強した生徒の成績があまりにも違うからです。

 

つまり、中学受験組みの出来の悪さがひどいからのようです^^;(仕方ないと思いますが)

 

まず、受験の世界は、親の世代と今では、大きく変わっている事を知る必要があります。高校受験からの勉強は、超難関大学に行くには圧倒的に不利という事を頭に入れておいてください。

 

・東大、京大、医学部に合格するには不利

・発達が遅い子にはチャンスがある

・勉強量に大きな差が出てしまう

 

【参照】

【インターエデュ】2023年度の東大合格者ランキング>>

 

3.思春期と重なる

親の制御が効かない

親の制御が効かない

中学受験は親の受験。高校受験は本人の意思。です。もし、親子の関係が悪い場合、受験は最悪になります。

中学受験の時期は、子供が思春期を迎える時期です。

 

恋愛、部活、勉強。頭の中は色々な事がごちゃ混ぜになっていて、気持ちが整理されていません。特に中学2~3年生の男子生徒は制御不能です^^;

 

無視する子、ハイハイといなす子、大声で反抗する子。性格は様々ですが、親が子供の話を聞かず、一方的に決めつけているような家庭では、反抗期が激しくなります。

そして、反抗期がすごいご家庭ほど、子供の成績も悪い傾向にあります。

 

「うちの子は...」と苦労している家庭も多いのではないでしょうか??

 

とりあえず親を否定して、自我を確立させたい時期なので仕方ありません。受験が反抗期と重なってしまうと、親の言う事など聞く耳を持ってくれないので、注意が必要です。

 

経済負担がかかる

中学受験は、親の言う事を聞いてくれる、小学生のうちに行います。「中学受験」の方が楽だった... と言う家庭が多いのはこのためです。

反抗期のレベルは12~13歳のレベルの方がはるかに高いのです。このように、高校受験は高校受験ならではの、思春期という問題があります。

 

このような情報をしる家庭が多くなると、中学受験をするご家庭が増えるのでは?と思っています。

 

・中学3年生は手がつけられない

・中学受験の方が楽な場合が多い

 

 

4.部活との両立が難しい

部活との両立が難しい

部活に時間が取れない

偏差値が高い子は、基本的に勉強も運動もできます。埼玉県の浦和高校などは、伝統的に勉強も運動もせよ!!という教えを貫いています。

しかしです。偏差値50前後の平均的な普通の子は、運動も勉強も...と器用にできない子が多いのではないでしょうか?

子どもに「部活」など、勉強以外でやりたいことがある場合、高校受験がその妨げとなる可能性があります。

 

部活と勉強の両立

特に中学2~3年生の時期というのは子どもの身体・精神にとって大きな発達を遂げる時期です。

 

私にも経験がありますが部活動で最も技術が上達している時期に受験勉強のため運動・部活から離れなければいけませんでした。もっと、上手くなりたいのに、時間がさけない...というもどかしい思いをしたことがありました。

 

基本的に、部活はできるのであれば続けた方が良いです。

しかし、難しいのが、気晴らしの部活と、本気の部活では時間の使い方が大きく違う。という部分です。

好きな事は続けた方がいいのですが、勉強と両立ができない場合、どちらかが疎かになる可能性があります。

 

個人的な意見ですが、どちらも捨てずに両立する方法を、塾の講師などに相談すると良いと思います。

文武両道であってこそ、バランスの取れた精神が養えます。

 

そして、人生は何かを切り捨てていいほど、単純なものではありません。

ぜひ、二つ同時にこなす方法を考えぬき、実行してください。まよったらやる。迷わずにやる!!です。

失敗して大丈夫です。

 

 

・部活に本気になれない

・部活との両立が難しく、もどかしい

・同時に器用にできない

 

 

5.人間関係がリセットされる

第一志望は30%程度しか合格しない

中学までの友人関係が途切れる

中学受験をしない場合、小学生からの友人と中学の友人が同じ可能性が高くなります。

しかし、高校からは一気に人間関係が変わります。 これはメリットとデメリットがありますが、多くの場合、メリットが大きいと言えます。

 

基本的に、地元に居続けると、マイルドヤンキー化していきます。

地元大好きで、イオンに行き、毎日をダラダラ生活する。地元の中小企業に就職して、目標もなく、ただ、毎日をなんとなく過ごし、ガンになって死んでいく。

 

幸せな人生かもしれませんが、目的のない人生、目標をもたない人生なら、受験勉強なんてする必要はありません

受験をするのであれば、将来はどう行きたいか?どうしたら、自分は満足いく人生を送れるのか?自分が生まれたきた理由は何か?動物と人間の違いはなにか?私は今後、何をするために生きるのか?誰を喜ばせたいのか?

友人と一緒に切磋琢磨しながら、人生の精度をあげ、人格を磨きながら周りの人に貢献する。

そして自分も、周りの人も一緒になって、物心共に豊になるべきです。

 

ぜひ、新しい人間関係をつくるために、一つでもレベルの高い進学校に行ってみてください。

そこでは、必ず、良い友人に会えるはずです。


・ダラダラ生きるのなら、死んでいるのと同じ

・立志こそ、生きる意味を作ってくれる

・新しい人間関係をつくろう

 


まとめ

経済負担がかかる

中学受験からがよい

高校受験は、テストが難しく、範囲も広くなります。 さらに、思春期と重なる時期なので、色々と問題がおきます。できれば、中学受験をした方が良いのですが、色々な事情もありますし、狙っている学校のレベル、家庭の考え方などによって、教育の方針は違うはずです。

どの考え方が良い。という物ではありませんが、一つ言えるのは、偏差値が40の学校よりも70の学校の方が、そこに集まる人間のレベルは各段に違う。とう事です。

高校受験は地元の進学校を目指す。というご家庭にはぴったりなので、ムリをしない教育方針のご家庭にぴったりです。超進学校に合格させる!!という欲を出さず、子供が行ける範囲の学校を選び、導いてあげるのも素晴らしい方針であると言えます。

受験の本質は「自学自習する習慣をつくる事」であり、本当は、自分が何がしたいのか?どう生きたいのか?子供のうちから、親と一緒に考える習慣を作る事です。

進学校の話を中心にしてしまいましたが、本当は無理して進学校にいく必要など全くありません。「勉強って楽しい」という事に気が付き、将来何がしたいのか?どう生きるのか?を明確にするのが学問の大事な所です。

人生に正解はありません。しかし、より深く考え、行動を多くした人ほど、満足した人生を歩めると思います。

PISA塾の高校受験部では、「勉強って楽しい」を伝える授業を行っています。

勉強が苦手な人でも大丈夫です、ぜひ、自分で考えて、表現するPISA型の授業で、将来に役立つ能力を養ってください!!

 

 

 

 

 

 

 

【中高一貫校への合格はお任せください】

川口市立中の入試対策、合格を目指すならpisa塾にお任せくださいませ。

 

【ご相談くださいませ】

戸塚南小学校、 戸塚綾瀬小学校、 戸塚小学校、 戸塚東小学校、 安行東小学校、 安行小学校、 新栄小学校、 清門小学校、 浦和ルーテル学院初等部、 開智小学校にお通いで、川口市立中の受験をお考えなら、ぜひご相談くださいませ。

 

【選ばれています】

pisa塾では、川口、大宮、東大宮、浦和、北浦和、南浦和、埼玉新都心、与野、北与野、与野本町、南与野、東川口、西川口、戸田、など埼玉県の多くの地域から生徒さんが通っております。ピサ塾は北浦和、南浦和、南浦和、東大宮、大宮西口に教室がございます。ぜひお気軽に、ご連絡くださいませ。

 

 

【コンテンツ】

トップへ

はじめての方へ

PISA塾の理念

合格実績

よくある質問

会社概要

個人情報について

お問い合わせ

 

【ニュース】

最新ニュース

分析速報

 

【講座の紹介】

小学部

中学部

ウィル個別指導学院

高学部

アイムイングリッシュ

PISA塾

 

 

【教室案内】

北浦和校

南浦和校

東大宮校

大宮西口校

オンライン

【入塾のご案内】

ご入塾までの流れ

資料請求・お問い合わせ

小学生 お申込み

中学生 お申込み

高校生 お申込み

 

【採用情報】

採用情報はこちら

【サイトマップ】

サイトマップ

PISA塾

電話:048-764-8787

会社概要

個人情報保護方針